【上越市】安全メールの配信サービスで個人情報漏えいの可能性 フィッシングメールが届いたケースも

安全メールの配信サービスで個人情報漏えいの可能性 フィッシングメールが届いたケースも 特集

上越市が防犯・防災情報などを配信する「上越市安全メール」に関連するメール配信サービスで、個人情報が漏えいした可能性があることが分かりました。

同サービスを運営する株式会社アルカディアは、2026年10月13日、同社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」に第三者による不正アクセスがあり、個人情報が漏えいした可能性があると公表しました。

安全メール配信サービスで不正アクセス

株式会社アルカディアの公表資料によると、2026年10月11日午後4時30分ごろ、同社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」で不正アクセスが疑われる不審な挙動を確認したということです。

これを受け、同社は10月12日午前3時ごろに侵入経路を塞ぐ応急措置を実施。同時に、影響範囲を特定するための調査を開始しました。

同社は、第三者による不正アクセスが発生したことを確認しており、現時点で判明している情報として、個人情報が漏えいした可能性があるとしています。

公表資料では、次のサービスが対象として挙げられています。

  • raiden.ktaiwork.jp
  • raiden2.ktaiwork.jp
  • raiden3.ktaiwork.jp
  • raiden2.speecan.jp
  • s.ktaiwork.jp
  • s2.ktaiwork.jp

漏えいした可能性がある情報は、「連絡先データ・担当者・契約者情報」とされています。

なお、公表資料の時点では、個人情報が実際に漏えいしたかどうかや、漏えいした情報の具体的な件数・範囲などは明らかになっていません。

SpeeCAN RAIDENへの不正アクセスによる個人情報漏洩の可能性について | お知らせ | 株式会社アルカディア

クレジットカード会社をかたる不審なフィッシングメールが届いたケースも

今回の公表に関連して、筆者のもとには2026年10月13日朝、クレジットカード会社をかたる不審なフィッシングメールが届きました。

このメールの送信元として表示されていたのは、「raiden.ktaiwork.jp」のドメインを使用したアドレスでした。

今回、株式会社アルカディアが不正アクセスの影響を受けた可能性があるサービスとして公表しているドメインと一致しています。

筆者のもとに届いた実在するクレジットカード会社を騙るメール(一部モザイクで加工)

不審なメールのURLは開かない

今回の不正アクセスとフィッシングメールの関連については、今後の調査や関係者からの発表を待つ必要があります。

不審なメールが届いた場合は、送信元の表示だけで安全だと判断せず、メール本文に記載されたURLを安易に開かないことが重要です。

クレジットカード情報やパスワード、個人情報などの入力を求められた場合も、メールに記載されたリンクではなく、公式サイトや公式アプリなどから確認するようにしましょう。

また、今回のように普段利用しているサービスに関連するドメインが表示されていたとしても、それだけでメールが安全だと判断することは避けたほうがよさそうです。

今後の調査に注目

株式会社アルカディアは、今回の不正アクセスについて調査を進めており、新たな事実が判明した場合には速やかに知らせるとしています。

上越市安全メールの登録者情報が今回の不正アクセスの影響を受けているのか、また、今回届いたフィッシングメールとの関連があるのかについても、今後の調査や関係機関からの発表が待たれます。

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